真鶴出版「小さな泊まれる出版社」

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2,200円(税込2,420円)


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神奈川県西部の港町・真鶴で小さな出版社「真鶴出版」を運営する川口瞬さん、來住友美さんが「真鶴出版」ができるまでの経緯や地域とのつながりについて書き綴った一冊。

「泊まれる出版社」がコンセプトで、宿泊業も兼ねた出版社である「真鶴出版」、建築家・トミトアーキテククチャと力を合わせながら、自分たちの理想の空間を一から作り上げていく模様が細かく書かれています。

どんなことを考えて場所づくりを進めたか、どれだけの予算や労力がかかったか、その結果、どういう交流が生まれていったかなど、自分の場所を新しく作ろうと考えている人には参考になる話ばかり。

真鶴に行ってみたくなります!

A5変形/176ページ

(以下、公式サイトより)
体裁:A5変形
ページ数:176ページ
本体価格:2200円+税
発売日:2019年12月20日

この本では、真鶴との出会いから始まり、二〇一七年一月から始まった「真鶴出版2号店」をつくる物語を中心に掲載しています。小さな町にある、木造二階建ての小さな家。その家を同世代の建築家トミトアーキテクチャ(以下トミト)と、地元の職人チームと協力して改修した話です。

真鶴出版を進めるにあたっては、たくさんの本や雑誌を参考にしました。それでもまだ地方での仕事づくりに関する情報は少ないと思います。これらの過程で私たちが何を考え、どうつくったのか。予算やスケジュールなどなるべくリアルな情報も載せました。

そしてそこから見えてきた可能性を「小さな町で見つけた未来」としてまとめました。これらの話は、地方での仕事づくりでの話に留まらず、新しいローカルメディアのカタチを模索する話でもあり、これからの建築についての話でもあります。トミトと取り組んだこの一連の取り組みは、地域の自治的な活動を支援する「LOCAL REPUBLIC AWARD 2019」において、最優秀賞を受賞することができました。

この本が、同じように地方で仕事に取り組んでいる人たちはもちろん、これからどうやって生きるか悩んでいる人たちに寄り添い、一緒に併走するものになれば幸いです。
(「はじめに」より)

《小さな泊まれる出版社 もくじ》
はじめに
column 真鶴のこと
泊まれる出版社をつくる
プロジェクトメンバー
1 真鶴に来るまで
2 泊まれる出版社のはじまり
3 背戸道の家とトミトアーキテクチャ
4 どんな場所にするのか?
5 怒涛の工事期間
資料 設計図の変遷
資料 予算と実績
資料 スケジュール
column 『美の基準』のこと
小さな町で見つけた未来
対談 コトと向き合う建築家(建築家・トミトアーキテクチャ)
対談 ポップとソーシャルのあいだ(写真家・MOTOKO)
細部にある物語
建築写真(写真家・小川重雄)
おわりに