原爆が投下された時と現在の広島を、地図を通して重ねあわせて体感できる地図帳です。
片面には原爆投下後の被害状況を記した1945年の広島の地図、
もう片面には被爆の実相を伝える被爆遺産をマッピングした現在の広島が印刷されています。
(被爆遺産とは、原爆投下時から存在して被害の実態を伝える建築物や樹木などを指すそう。原爆ドームが代表例です)
地図の横には原爆投下までの様子や被害のデータ、街が復興していった過程などの関連する記録を記載。
今も世界で戦争が続く中、改めて戦争がもたらすものや平和について考えるきっかけの1つになるであろう作品です。
【制作者からのメッセージ】
現在からは想像することが難しい1945年の被爆状況を地図に表し、現在の広島と表裏の地図にすることで、過去から現在までが地続きで繋がっていることを感じていただけるよう制作しました。
また、世界へ平和のメッセージを発信し続けている被爆都市ヒロシマを、この手帳を携え、街を歩きながら体感していただきたい。
歴史の記憶をたどり、歩いた道のりは、平和への一歩に繋がると信じているからです。
本書を制作したユニットの「ckinoco」さんはクラウドファンディングも行っています。関心のある方はぜひご覧ください!
https://camp-fire.jp/projects/839076/view