津城野葉太「生業の島」

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懐かしさと不思議な未来感が漂う世界を描く鉛筆画家・津城野葉太さんによる、架空の島を舞台にしたイラスト・マンガ集です。

「泊島」という島の住民たちの一部は、自らが電車を所有していて、それを公共の線路で走らせることで生計を立てています(個人タクシーのようなイメージかも)。その電車の車掌を務める中学二年生の「すぐる」と、入院した運転士の代わりに来た「いくみ」を主な登場人物に、「泊島」の風景や暮らしが描かれます。

カラーイラストの合間にマンガが挟まれる形で全体の空気感を浮かび上がらせていて、これがすごく独特の面白さを生んでいる気がします!「泊島」の全貌が見てみたいと思わせてくれる一冊です。

A5/20ページ(カラー13ページ モノクロ7ページ)

(以下、公式インフォより)
2021年を中心にTwitter上で公開された「生業の島」シリーズの鉛筆画の画集です。画集としてだけではなく、絵本や漫画を取り入れてストーリー仕立てにしました。巻末には設定資料集的なものもあります。
レトロフューチャーな異世界における車掌少年〈すぐる〉と運転士少女〈いくみ〉の物語をお楽しみください!
表紙:カラー
本文:20P(カラー13p モノクロ7P)