幸若希穂子「最寄りの季節」

8168

1,091円(税込1,200円)

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「鬱と夢中」がシカクでも発売中の幸若希穂子さんによる短編小説集です。

第二十九回大阪女性文芸賞を受賞した「おかっぱちゃん」を含む5編が収録されています。

登場する人物たちはそれぞれにハードな状況を抱え、ままならない人生に翻弄されているようにも見えます。しかし、それでも生きることを諦めず、必死に歩んでいく人々を、強く肯定しようとする作者の眼差しが感じられます。

文庫判/256ページ

(以下、公式インフォより)

私家版の長編小説「鬱と夢中」が静かな反響を呼んでいる、幸若希穂子さんによる待望の短編集。

耐え難い腹痛で乗り込んだ医院行きのバスの中で蘇る幼い日の記憶。不幸な人のもとに下駄を鳴らして現れる、物好きなお坊さん。ある冬の日、ちょっと気まずい中学時代の級友との再会。コインランドリーでてんとう虫を捜す少年。富士山が見える町、戻ってこないあの子の影――夏から秋へ、冬から春へ。人々は季節の中で立ち止まり、またおろおろと歩き出す。
第二十九回大阪女性文芸賞受賞作品「おかっぱちゃん」など5編を収録。

文庫判/256ページ
装丁・装画=谷脇栗太

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