夏葉社から、ブックオフ愛の詰まった一冊が登場。
以前、同社のサブレーベル「岬書店」から出ていたものの新装版です!
「本を売るならブックオフ!」のキャッチフレーズで知られる大型古書チェーン店・BOOK-OFF。店内はにポカーンとした独特の明るさがあり、「ブックオフヘビーユーザーの清水國明」が歌うよくわからない歌がBGMとして流れ、大ベストセラーゆえに一瞬で飽きられて売られるような本が平積みされ、しかしじっくり見ていくといつも新しい発見をもたらしてくれる。
ビシッと筋の通った品揃えの個人古書店も大好きだけど、ブックオフにもまた抗いがたい魅力がある。その魅力を丁寧に掘り下げたのが本書。ブックオフについつい寄り道してマンガを立ち読みしたり、思わぬ珍本、レアCDを見つけたことがあったりする人は「わかる!」と思うことが山ほどありそうな本です!
新書サイズ/184ページ
(以下、公式サイトより)
全国47都道府県に店をかまえ、本のある場所として、多くの読者に支持されている店ブックオフ。けれど、「本屋さん好き」の間でブックオフの名前が出ることはほとんどありません。業界からは敵視され、あるいは軽く見られて、ブ ックオフとはなんなのか、という問いは長年おざなりにされてきました。
本書は、武田砂鉄さん、山下賢二さん(ホホホ座)、馬場幸治さん(古書ビビビ) などブックオフに日々通う8名がブックオフについて語り、書きおろした本です。ブックオフとは何か?という問いに正面きって答えているわけではありません。けれどブックオフという「セレクトしない本屋さん」の魅力をそれぞれが語ることによって、本屋さんが本来的にもっている魅力を詳らかにしています。風穴を開ける本。そして、とにかく楽しい本です。マンガも載っています。
執筆者:武田砂鉄、大石トロンボ(マンガ)、山下賢二(ホホホ座)、 小国貴司(BOOKS 青いカバ)、Z(せどらー)、佐藤晋(ドジブックス)、 馬場幸治(古書ビビビ)、島田潤一郎(岬書店) 以上、掲載順