フリーランスのライター・編集者として活躍する碇雪恵さんが、35歳で始めたブログに綴った文章を加筆・修正したエッセイ集です。
世の中が当たり前ような顔をして押し付けてくるものに対し、自分の体で確かめながら考え続けていくような文章で、恋愛の話や映画を見て感じたこと、過去の体験などが語られます。
ユーモラスな部分も含みつつ、どう考えてもおかしいことへの不満をしっかりと言葉にしていて、読んでいて刺激を受けます。
B6版/128ページ
(以下、公式インフォより)
『35歳からの反抗期入門』は、遅すぎる反抗期を発症した2019年、私が35歳の時に始めたブログをもとに、文章を修正&ガリガリ加筆しまくったものをまとめたZINEです。ネットじゃなく紙の本だからこそ書けることがあるなと思いながら、個人的な話を追記しております。
目次
はじめに
べつに自由じゃない
リクナビペアーズマイナビティンダー
しあわせな村人だったときのこと
やさしさもSEXも両方あっていい ーー映画『この星は、私の星じゃない』をみて
STOP神格化(そして健康に目を向ける)
この世のすべての人のためには泣けない
東京の価値観
善き行動の一部始終
俺の値段は俺が決める
トイレその後に(男性ver.)
産まれたらもう無力ではないーー映画『ハッピーアワー』をみて
花束には根がない
遅れてきたレイジアゲインスト花束
いまさらですけど花束雑感ーー映画『花束みたいな恋をした』をみて
夢のよう、っていうか実際夢だった
愛に気がつくためのケアをーー映画『すばらしき世界』をみて
派遣とフリーランス兼業の現状と悩み
打算のない関係だけが美しいのかーー映画『愛について語るときにイケダの語ること』をみて
雑な言葉に抵抗したい
STOP神格化2022(というかBreak the ファンタジー)