2020年1月に刊行され各メディアで絶賛された香山哲さんのドイツ移住記録マンガ「ベルリンうわのそら」の続編がこちら!
主人公が感じたベルリンの街の良さ(たまに良くなさもある)を通じ、生きやすい街とは、社会とはと考えたくなる内容だった前作からさらに一歩踏み込み、主人公は仲間たちと地下に「清潔スペース」という居場所を作り始めます。
そこはシャワーと洗濯機が無料で使える場所で、そこを利用すれば身なりを整えることができ、社会の一員として居やすくなる、という考えのもとで運営されています。
何かに恵まれている人も、何かでそれを失ってしまった人も、最初からそれに恵まれていない人もみんなが生きやすい社会とはどういうものなのか。登場人物たちが知恵を出しながら実践していく様子は派手なアクションのないヒーロー映画のよう。目頭が熱くなります。現実には一発で窮地から救ってくれるヒーローはほとんどいなくて、こういう少しずつの行動が世の中を変えていくんだと思います。
B6判変形並製/224ページ
(以下、イースト・プレス公式サイトより)
もう「お客さん」ではないわけだし、それなりに生きるぞ〜。今回は仲間とベルリンの“地下”へ! ほんのりふしぎなタッチで描く自由きままなドイツ移住記第2章。『ebookjapan』連載に書きおろしを加え書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
宇垣美里さん推薦!
「日常の些細な幸せを集めてぎゅっと抱きしめて見えてくるもの 豊かに生きるってきっとこういうこと」
もう「お客さん」ではないわけだし、それなりに生きるぞ〜
不可思議ドイツ移住記、第2章。今回は仲間とベルリンの"地下"へ!
この街ができるだけ良い感じになるように。
「最高過ぎる」「心穏やかに寝れる」とSNSで反響ぶわり。
◎やっぱりうれしいオール2色印刷
◎書籍版限定書きおろしコラムも収録【商品解説】
香山哲(かやま・てつ)
漫画家。
『香山哲のファウスト1』が2013年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員推薦作品に入選。
『心のクウェート』がアングレーム国際漫画祭オルタナティブ部門ノミネート。