フェミニズムとぬいぐるみに興味のあるアートコンビ「13番館」による、京都にある「ポンポン山」に登った日のことを記録したZINEです。
記録といっても、詳細な山登り記ではなく、二人が思いつきのように山に登ることにして、案内板によると5時間かかるというハイキングコースを歩き、その時に撮った写真が淡々と印刷されているような構成になっています。
たまに二人の気楽な会話がテキストとして挟まれるのですが、それ以外は写真で、シンプルな作り。なのですが、二人がポンポン山に登った時間がなぜか強烈に実感されます。こんな風に散歩やハイキングの時間を鮮やかに閉じ込めることができるのか…と真似してみたくなる一冊です!
B6/40ページ
(以下、公式インフォより)
13番館のはじめてのリソグラフ印刷ZINE◎
綴じ糸の色はランダムでお届けします。
【概要】
2019年、13番館の2人が大学生だった頃、なんか山に登りたい気分のひろのがGoogleMapsでポンポン山を見つけました。調べてみると、頂上で足踏みするとポンポンと音がするらしいのです。それを聞いたきらは、特に山に登りたい気分ではありませんでしたが一緒に確かめたいと思ったのでした。
コロナが流行し、あんまり遠出できなかった2021年初夏、13番館は用事のついでに、ついに「ポンポン山」に登りました。果たしてポンポン音はしたのでしょうか?そこではどんな景色が見れたのでしょうか?
ずっと頭の片隅にあったポンポン山ZINEを作る計画をようやく実行し、この夏ついに完成しました。
なんか登りたいなと思ってから6年(!)
一冊一冊自分たちの手で綴じました。
【印刷について】
こちらは第二刷です。初版と異なり、裏表紙の山模様がすべて手描きになっています。
また、掲載している写真は表紙が第二刷、中身が初版です。第二刷は初版と比べてインクの茶色みが強く、写真の印刷がシャープな印象です。
【判型など】
B6/40ページ
著・発行:13番館
デザイン・イラスト:ひろのあゆみ
製本:13番館