サイクリングが趣味で淀川左岸の河川敷をよく自転車で走るというCAPOさんによる、「車止め」をとことん掘り下げた類書なき一冊です!
「車止め」とは、河川敷に設置された金属製のバーのようなもので、そもそもはバイクの通行を止めるためだったり、歩行者が多い場所で自転車が減速するように促す意味合いもあるようです。
自転車がギリギリ通過できる形状に作られており、自転車で淀川河川敷を走ったことのある人ならきっと一度はこの車止めに手を焼いたはず。
本書は梅田から御幸橋まで、30km以上におよぶ淀川河川敷エリアにどんな車止めが設置されているかを写真付きで紹介しています。紙面デザインも凝っていて、情熱を感じる内容です!
A5/54ページ フルカラー
(以下、公式インフォより)
淀サイを走っていると必ず遭遇する厄介なアイツ「車止め」にチャリダー視点で着目、網羅しました。85個の車止めを徹底独自分析!淀サイや車止めにまつわるコラムなど、役に立つのかよく分からない情報が満載です♪
まあ、自分でも何てニッチな本を!と思いますが、初の単著となります。
サイクリングにまつわる車止めについて、なのですが、ジャンルとしては路上観察系の部類になると思います。
サイクリングをする際にただただ厄介な障害物だった車止めを、観察、鑑賞の対象にしたということです。
僕以外に面白いと思う人がいるのか、自分でもいまだに分かりませんが、こういう人がいるということを面白がっていただだける内容にはなっているかと思いますので、入手してご賞味いただければ幸いです。
また、本の表紙と中身のデザインは全て、同人誌デザイン界気鋭のデザイナー きよさん にお願いしたので、見やすくて可愛くてスタイリッシュな誌面になっています。謝辞はあとがきで述べていますが、ここでも改めて感謝したいと思います。ありがとうございます!