野菜や果物など農産物のパッケージに印刷されたキャラ=「農キャラ」について研究している「あおたな書房」による、農キャラ研究本です。
ある日、野菜売り場でふと農キャラを意識することがあり、それがきっかけで研究にのめりこむようになったというあおたな書房さん。
キャラの出自(JAとか自治体とか)や、形状、モチーフにしているものなどを軸にたくさんのキャラを分類、紹介しています。スーパーや八百屋さんに行くのが楽しくなりそうな一冊です!
A5サイズ/40ページ フルカラー
(以下、公式インフォより)
野菜や果物など農林産物のパッケージに印刷されたキャラ=「農キャラ」についての研究本、第一弾です。
A5サイズ/40ページ(オールカラー)
■内容
農キャラ約80体を取り上げながら、一体何者?そこで何をしているの?どうしてここに?という謎に迫ろうとしています。キャラを愛でるというよりも、キャラについて考えてみようという内容です。キャラクター論、パッケージデザイン論、マーケティング論、表象文化論、ジェンダー論にもつながりそうな評論エッセイを目指しました。
■目次
はじめに 農キャラとの出会い
1. 農キャラとは何か
2. 出自による分類
既存キャラ/JAキャラ/自治体キャラ/企業キャラ
・コラム キミはどこからきたの?/野菜パッケージのひみつ
3. 形状による分類
顔のみ/頭足人/胴体あり/かぶり物人間
・コラム 独自路線を駆け抜ける農キャラ
4. モチーフによる分類
人間キャラ/動物キャラ/王キャラ
・コラム 野菜がキャラになるとき/らしさをまとう農キャラ
5. 農キャラのメッセージ
食事・利用シーンを連想させる/育て方を伝える/顔で伝える
・コラム キミたちはそこで何をしているの?
おわりに 改めて農キャラとは何か