HB編集部(橋本倫史)「月刊ドライブイン vol.12」

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463円(税込509円)


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ライターの橋本倫史さんによるドライブインを取材するリトルプレス、第12弾。
日本全国津々浦々のドライブインを訪れたルポルタージュです。

最終号である今号では、橋本さんがドライブインに興味を持つきっかけになった
「ドライブイン薩摩隼人」にまつわる記録を一冊丸々にわたって特集しています。

戦後二十余年の鹿児島県で、みなに反対されながら「軍国酒場」を創業した横道貞美さん・陽子さんのご夫婦。
軍国少年とは程遠く、一曲たりとも軍歌を知らなかった貞美さんが軍国酒場をオープンするに至った経緯、
その貞美さんがドライブインを始めたいきさつ……。

貞美さんの語りを記録した今号は、単なる「ドライブインを扱ったルポルタージュ」の域を飛び越えて、
戦中や戦後という時代を、歴史を、現代へと引き継いでいく一冊になっています。

A5 / 36ページ


以下、「HB編集部」公式ストアより引用

【内容】
最終号で取り上げるのは、鹿児島の隼人町にある「ドライブイン薩摩隼人」です。
このお店は、僕がドライブインに興味を持つきっかけになったお店です。
国道10号沿いに突如として櫓のような建物が姿を現し、その異様な光景に目を見張りました。

この「ドライブイン薩摩隼人」を経営する横道さんご夫婦は昭和7年生まれで、
鹿児島の繁華街・天文館で「軍国酒場」を経営されていたご夫婦でもあります。

「軍国酒場」は、爆音で軍歌が流れ、軍服姿の横道さんが出迎えてくれるお店で、
珍スポットとして何度かメディアに取り上げられたこともあります。
ただ、横道さんご夫婦は軍国日本を懐古してこうしたお店を続けてきたわけではありません。

二人がなぜ「軍国酒場」を経営するに至り、隼人町にドライブインを創業することになったのか。
そこには一言では語りつくせない紆余曲折がありました。
その紆余曲折というのは、戦後という時間は何であったのかを感じさせてくれるものでした。

【目次】
「戦後 鹿児島・ドライブイン薩摩隼人」
(取材・撮影・文=橋本倫史)