(公式から引用)
紹介
「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より)
引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。
目次
ダルク体験記
土井さん
へらずぐち
世の人
中
糸糸糸
道の店
「ただいま」
肉食べる?
マリヲくんまた
熱海
向こう岸
版元から一言
暮らしレーベル、第2弾。
web連載時から話題沸騰‼
「なんでか泣けるな」
「大切なことが書かれ過ぎている」
「彼の文章読むと、ルー・リードが聴きたくなる。ディープだけど、まろやか」
「本当にまいった。口から心が飛び出すかと思った」
「読むたびに心臓がドキドキする」
ーー大阪淡路在住のラッパー・マリヲによる、這いずり回る日々の記録。
著者プロフィール
マリヲ (マリヲ) (著)
1985年、大阪府生まれ。本名・細谷淳。阪急淡路駅近くの自転車店・タラウマラを2022年いっぱいで退職。ラッパー。