俳優やアイドルを応援しながら、その対象を「推し」という言葉で片付けていいのかと迷いながら生きる5人のファンたちが寄稿したエッセイ集です。
それぞれが対象への最大限の愛を表明しながら、自分の気持ちと真っ直ぐに向き合い、その繊細なありようを自分なりの言葉に置き換えていこうとする姿勢に胸を打たれます。
誰かを「推す」ことに生きがいを感じている人ならきっと共感をおぼえる一冊です!
A6変形/60ページ
(以下、公式インフォより)
好きで、好きすぎて、特別で、応援したくて、
言葉にできないほどの、あの人。
わたしにとってのあの人は、いわゆる「推し」だけど。
割り切らないファンのエッセイ・論考集。
いつか床子→(俳優)
「あの星は私を見つけない」
平岡直子→(ダンサー・俳優)
「わたしの画面越しの炎、わたしの月の裏側、わたしの航空障害灯、」
錦見映理子→(元アイドル、現在 女優・歌手)
「愛と暴力」
渡邉千尋[論考]
「とり乱しと問い直しのファン活動」
イワイ→(アイドル)(ストリッパー)
「アイデンティティにさせないで」
[企画・編集]イワイ
発行:2022年5月29日(第三十四回文学フリマ東京で発売)
A6変形、60ページ
天綴じ(縦開き)
表紙:蛍光インクバーコ印刷
本文:リソグラフ印刷