出版社に勤め、群馬県出身で現在は京都に住む神谷彬大さんによる、群馬をめぐるフォトエッセイ集です。
岡本章大さんが群馬の飾らない風景を撮った写真がどれも素晴らしく、そこに添えられた神谷彬大さんの文章も、ほのかなユーモアを感じさせつつも淡々としたテイストになっています。
観光ガイド的でなく、普通の暮らしがある群馬の魅力を感じさせてくれる一冊です!
A5横判/48ページ フルカラー
(以下、公式インフォより)
全部、群馬のせいだ―――
そう思っていた時期は、確かにあった。
群馬の都市と建築、そしてどこまでも広がる平野を眺めながら、考えたこと。
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山や温泉ではなく、あえて「関東平野の端っこ」としての群馬に焦点を当てた、建築・都市・風景の写真とエッセイ。
なぜ群馬県民は自虐ネタが好きなのか?なぜそんなに「ぐんまちゃん」を推すのか?
作者自身が東京で感じたカルチャーショックや劣等感と重ね合わせながら、建築・都市の特徴とともに紐解かれる、平野としての群馬の姿。
群馬のほうを振り向き、空っ風をまるごと受け止めたとき、見えてくるものがある。
<目次>
#1 関東平野の端っこ根性
#2 群馬建築の野望
#3 空っ風に向かえ
企画・文章:神谷彬大 / 撮影・デザイン:岡本章大 /
A5横判 / 48P / ソフトカバー