新潟に編集室がある冊子「まちの日々180」の第8号です。
特集は「新潟絵屋」。2000年6月に新潟市にオープンした画廊「新潟絵屋」の20年余りの歴史を多彩な執筆陣で掘り下げていく一冊です。
様々な展覧会が行われてきた街のギャラリー、それは、関わりのない人からすれば見知らぬただ一つの空間に過ぎないかもしれません。しかし、その歴史や魅力をつぶさに見ていくことで、一つの画廊が街にとってどんな役割を果たし、どのように人と人を繋いできたかが伝わってきます。
A5/136ページ
(以下、公式インフォより)
新潟絵屋は2000年に有志によって開かれた企画画廊です。八百屋、魚屋のように、絵を商う場所なので「絵屋(えや)」と名付けられました。現在9名のメンバーで合議制の共同運営を行なっています。メンバーの本業は建築家、美術評論家、写真家、デザイナー、俳人などさまざま。この号ではそのメンバーたちが執筆者として参加をしています。「見る人」のために、見る人たちが始めた空間は、見る人、作る人、様々な人や出来事が出会い、始まる場所となり、これまでに600を超える企画展を開催してきました。開廊から20年の記録をまとめた一冊です。
変形A5版・136ページ・フルカラー・2021年3月発行
編集・制作・発行/まちの日々編集室
目次
クダンハウスの頃/「新潟絵屋」開廊20年のことなど/WAKKUNと絵屋/フラッグさんの工事日誌/絵屋との縁のはじまり/新潟絵屋から砂丘館、そしてゆいぽーとへ/「永遠の部活」の終わり/えやなひとびと1/新潟絵屋という時間/新潟島のドードー鳥/えやなひとびと2・3/ヒエラルキーがないということ/まちの隙間/新潟絵屋メンバーとこれまで/出会いと別れと/木戸を引く/きょうも途中下車日より4〜磐越西線・新関かいわい〜/「〇〇屋」考/西大畑だより/NY日記・下
執筆者
村井勇/伊藤信行/旗野秀人/伊藤純一/小川弘幸/オブナイ秀一/田代早苗/井上美雪/大倉宏/上田浩子/ユキノ進/野沢達雄/大橋純子/島良作/小田みつまめ