梶谷いこ「細部に宿る」

7409

1,500円(税込1,650円)


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文筆家・梶谷いこさんによる文庫サイズのエッセイ集です。

2022年から2024年にかけて書かれた文章が収められており、その冒頭の一篇は「2022年の8月にコロナにかかった。」と始まります。

後遺症に悩まされながら、暮らしの細部にある喜びや悲しみを見出していく梶谷いこさんの視線と繊細な文章に、静かに圧倒される一冊です。

文庫判/152ページ

(以下、公式インフォより)

大層な思想ではなく些細なこだわりが、博愛ではなく偏愛が、計画ではなく思い出が、日々の暮らしを支えている。

傷だらけのステンレスボウル、まだ名前を知らなかった頃のナムルの味、エビと地理、「全人代」の茶杯、早起きして体を動かすことで得られるもの。コロナ禍に経験した隔離生活を経て、再発見された暮らしの細部への愛着。見過ごされがちな日常への鋭利な洞察によりすくい上げられる、息をするために必要な、最低限の営みを見つめ直す十九編。(著者より)

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