図案家のモノ・ホーミーさんが「まずはじめに一枚の絵を描き、それからお話をひとつ書くという方法」で続けている絵とお話のプロジェクトが「貝がら千話」です。
「貝がら千話」としてこれまでに生み出されてきた作品の中から選りすぐりを集めたのが本書です。
「夜眠る前に読みたいお話を集めました」とまえがきにある通り、静かな余韻の残る小さな話ばかりが収められていて、夜の時間に安息をもたらしてくれそうです。
B6判変型/244ページ
(以下、公式インフォより)
一夜一話の絵と物語。
夜眠る前に読みたいお話集です。
貝がら千話は一夜一話の絵と物語です。はじめに絵を描き、つぎに物語を書くという方法で、一日にひとつ千日間にわたって制作しました。
この本は貝がら千話から、夜眠る前に読みたいお話を集めました。眠れない夜、眠りたくない夜に、ゆっくりとたのしんで下さい。
(まえがきより)
目次
あなたの種、売ります
風景のなかの人々
猫を揉む話
気のいい少年
物になるゲーム
パブリックディスクロージャー
美酒の村
灯台の一日
遊びの薬
教会さん
山のおばけ
しろくまさんとのうさぎさん
真っ暗な小屋で
ピンク色した変なもの
物見遊山
クモとカマキリと男と猫
ごろつきの仕事
いちばん小さな子ども
とてもかわいい利口な犬
庭のある島
本を読む
天使譲ります
猫もいないのに!
妖怪さん、お帰り下さい
家出したカカシの話
夜の天使たち
何やら楽しげなご一行様
卵と⿃
王様と女王様の街
ぴかぴかの朝
星の骨
わんころとうさぎちゃん
あり余る夜
ロボット学校
しろくまさんとのうさぎさんの出会いと別れ
散歩日和
鉄砲草
焼けた竜
シャベルの絵
クッキーアソート
金魚鉢の世界
フクロウ男の店
星に海を作るには
花の都を縫い閉じる
のうさぎさんとしろくまさんの楽しい生活
湯浴みする友人の話
おはなしのくに
猫には見える
絶対時間
ことばかじり