「群れ鉄塔」や「ラヂオ塔」といった見落とされがちな対象にスポットを当て、その魅力を紹介してくれる写真家・一幡公平さんによる、廃列車の写真集です。
交通的な役目を終えた電車の廃車両は、その後、様々な形で余生を送っています。公園の片隅に展示されていたり、農業倉庫として再利用されていたり、本書には各地に点在するそういった廃車両の写真が収められています。
B5サイズ/フルカラー20ページ
(以下、公式サイトより)
本誌では、鉄道としての使命が終わっても、第二の人生を生きる、素敵な車両たちを紹介しています。その車両に刻まれた歴史と、今を生きるその姿の間には、人の思いが感じられます。また、その第二の人生としてもすでに使用されなくなった車両たちは、緑や花など自然に囲まれて幸せそうに過ごしているように感じられます。そんな姿を私はとてもほほえましく思うのです。 「ReTain」という言葉には「維持する、保つ、記憶している」といった意味があります。廃車両だけど、死んでいるのではなく、まだその車両には命が宿っています。そんな思いで「Retain」+「Train」=「リ+トレイン」と本書は名付けました。
掲載車両:JR東日本EF63-22,JR西日本クハ489-501、国鉄EF70-57&オハ47-2079・2235、国鉄0系新幹線22形1003&D51-1040、国鉄D51-828、国鉄D51-1149、福井鉄道モハ161-1、樽見鉄道オハフ502、京都市電253、太平洋石炭販売輸送D101、国鉄ヨ6000、国鉄D60-27、弘南鉄道キハ2230・2105・2107、庄内交通モハ3、他