都築響一「ROADSIDE LIBRARY vol.004:TOKYO STYLE」

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3,500円(税込3,850円)


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大容量USBメモリにPDFデータをパンパンに詰め込むというスタイルで濃密な情報を届ける都築響一さんの「ロードサイド・ライブラリー」シリーズ。

第4弾は都築さんの名を一躍轟かせた1993年作の「TOKYO STYLE」です。

すでに出ている本がなぜUSBで?と思われるかもしれませんが、高解像度データをそのまま閲覧できるこのフォーマットだからこそ、画像をどこまでも拡大して隅々まで堪能することができるのです。

例えば部屋の隅に置かれた本棚にどんな本が並んでいるか、その背表紙の文字を読むことも可能。時を経て、ついにその部屋にいるも同然のリアルさでそれぞれの暮らしを見ることができるようになりました!

PDFフォーマット全812ページ(585MB)


★じっくりお楽しみ特集 登録アイテム★
都築響一さんによるUSBシリーズ、すごいのはそのボリューム。
全シリーズ、本には到底収めきれない何百枚〜何千枚の写真・動画・音声ファイルなどが数GB単位でパンパンに詰め込まれています!
じっくり見たらそれだけで丸一日かかるかもしれないデータを楽しむのは今のうち!!


(以下、公式サイトより)
2016年7月にリリースした『秘宝館』から始まったロードサイド・ライブラリー。『ラブホテル』、『おんなのアルバム キャバレー・ベラミの踊り子たち』と続いて、ついに第4弾『TOKYO STYLE』が完成!

『TOKYO STYLE』が最初の大判写真集として世に出たのが1993年。実際に撮影で東京都内を原チャリで走り回っていたのが1991年あたりだったから、今年はあれからちょうど25年、四半世紀。世界があれからますます不景気になり、不安定になって、貧富の格差が開いていることだけは確かだ。日本は前よりずいぶん暮らしにくくなったろうし、大災害にも襲われた。同時に多くのひとが前よりずいぶん消費欲にも、所有欲にも、勝ち組を目指そうという野心にも惑わされなくなってきた気がする。

オリジナルの大判写真集はもう古書店でしか手に入らないけれど(それも美本はまず見かけない)、文庫版はいまも絶版になることなく、ちくま文庫で販売中だ。それなのに電子書籍版を出させてもらったのは、ロードサイド・ライブラリーで試してきたPDFによる高解像度画像集というフォーマットに、僕の仕事では『TOKYO STYLE』ほどうまく適合するコンテンツはないと思ったから。ライブラリーを始めるときから、いつかはこれをやってみたいと考えていた、念願の一冊である。

これまでダウンロード版やUSB版で購入してくれたひとはおわかりかと思うし、この記事でもある程度は体験できるように、電子書籍版『TOKYO STYLE』の最大の特徴は「拡大」にある。キーボードで、あるいは指先でズームアップしてもらえれば、机の上のカセットテープの曲目リストや、本棚に詰め込まれた本の題名もかなりの確度で読み取ることができる。他人の生活を覗き見する楽しみが『TOKYO STYLE』の本質だとすれば、電書版の「拡大」とはその密やかな楽しみを倍加させる「覗き込み」の快感なのだ??どんなに高価で精巧な印刷でも、本のかたちではけっして得ることのできない。もちろん電書版でページ数に制限はないから、書籍版では掲載できなかった別カットもほとんどすべて収録してあるので、これは我が家のフィルム収納箱そのものと言ってもいい。なので前の3冊と同じく、812ページ、高圧縮技術を使用してなお600メガバイトに近いメガボリュームのデジタルリミックス版になっている。

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