【アサまーとさん 選書コメント】
麺のふるさと中国、日本の麺から朝鮮の麺、シルクロード圏、チベット圏、東南アジア、そしてヨーロッパの麺と、世界の麺の文化を追った本作。ロシア周辺の旅から中央アジア方面に移動して麺料理(ラグマン)に出会った時、体の芯から湧き上がる熱い歓びを感じました。私はどこまで行っても麺の世界の民だったのだ…麺LOVE
(公式から引用)
紹介
そば、うどん、ラーメン、スパゲッティ…
広範な実地調査の成果をもとに問う 麺の起源とその伝播
そば、うどん、冷麺、ラーメン、スパゲッティ……。これらに当代の即席麺まで加えれば、今や麺文化は世界を覆っているといっても過言ではない。そもそも麺とはいったい何か。麺はいつ頃、どこに生まれ、どのように波及したのか。厖大な文献を渉猟するとともに、精力的に積み重ねた広範なフィールドワークの成果をもとに綴る、世界で初の「文化麺類学」。
目次
1 麺のふるさと中国
2 麺つくりの技術
3 日本の麺の歴史
4 朝鮮半島の麺
5 モンゴルの麺
6 シルクロードの麺
7 チベット文化圏の麺
8 東南アジアの麺
9 アジアの麺の歴史と伝播
10 イタリアのパスタ
11 ミッシング・リンクをさぐる
12 あらたな展開