リトルプレス作家のわたのはらさゆさんによる、大阪と広島にある二つの「アートなゴミ処理場」をテーマにした一冊です。
大阪市此花区にある「舞洲スラッジセンター」は、オーストリアの芸術家・建築家フンデルトヴァッサーがデザインした建物として有名です。また、広島市中区には建築家・谷口吉生が手掛けた「広島市環境局中工場」があり、映画『ドライブ・マイ・カー』のロケ地にもなっています。
わたのはらさゆさんは、「舞洲スラッジセンター」を目的地の一つとした家族旅行と、「広島市環境局中工場」のレポートを通じ、二つの建物の違いについて考えています。ユニークなテーマを設定した旅の記録としても楽しめる内容です!
A5/62ページ
(以下、公式インフォより)
これが私たちの本気だ!アートなゴミ処理場をめぐる家族旅行。
本の内容
久しぶりの長期休暇に選んだのは、およそゴミ処理場とは思えぬヴィジュアルでおなじみ、フンデルトヴァッサーの手掛けた大阪のゴミ処理場をめぐる家族旅行。谷口吉生作品である広島のおしゃれスタイリッシュなゴミ処理場との比較で一つの結論にたどり着く。
ただ大阪・広島間を新幹線で移動するわけではつまらない。フェリーやLCCを駆使した寄り道移動作戦を決行。大阪に行くはずなのに、山口・愛媛・和歌山・徳島・淡路島、西へ東への大移動。「おもしろミラクルルート」二泊三日の旅へ、いざ出発!