新型コロナウイルスが猛威を振るったことにより、誰もが今までの仕事や生活が大きく制限されることになりました。それは映画作りを目標として集まった学生たちも同じです。
本書は、「創作活動の火を絶やさない」という思いからコロナ禍に立ち上がった学生主体の映画制作プロジェクトを振り返るもの。
学校の垣根を越え、学生達が連携を取り合って制作されたオムニバス映画『突然失礼致します!』の舞台裏を関係者の談話をベースに紹介しています。難しい状況をポジティブに乗り越えていこうとする姿勢に励まされます。
四六判/166ページ
(以下、公式インフォより)
映画『突然失礼致します!』は、新型コロナ禍の中でも創作活動の火を絶やさないとの思いから、全国の大学生がタッグを組んで外出自粛期間中に制作され、2020年9月から二ヶ月間の期間限定で行なったWeb先行公開では、総再生数が2万5000回を突破し話題となりました。
劇場公開では、全国主要都市にて180作品の中から厳選された66本を上映。
2月18日には、東京・ユーロライブにて最終上映が行われ、盛会のうちに幕を下ろしました。
本書は、総監督・製作総指揮としてこの映画を世に問う群馬大学の熊谷宏彰をはじめとした監督・製作委員の対談を中心に、過去にWebで連載した監督インタビューなど、映画のふりかえりとなる内容となっております。
学生たちによる、コロナへの闘争劇をぜひご覧ください。