イラストレーター・漫画家の中村一般さんが2023年の個展にあわせて制作したZINE。
一般さんが生活する中で出会ったいろいろな花、そして花に守られるようにそっと佇む子犬の絵に、短いメッセージが添えられています。
不条理なことがたくさんある世界の中で、小さな輝きを見落とさまいとする一般さんの視線が作品に表れており、花を愛でるように気持ちが沈んだときや疲れたときにめくりたくなる1冊です。
A6 /フルカラー/28ページ
(以下、公式インフォより)
花と子犬の絵の小さなZINE。
2023年の個展『LOVE』にて、会場限定で書き下ろしたミニメッセージを収録。
散歩している時、公園の花壇、道端に突然生えているタンポポ、おうちの軒先に並ぶプランターを見るのが好きです。すごく疲れている時なんかは、そういうものを見ると、花を育てる気持ちがまだ失われていない世界を生きているんだ、とホッとします。
『こいぬとはな』には、私が住む徒歩圏内で見つけた花たちを描いています。
(最後の見開き1枚だけ例外で、個展会場で在廊中に描いていた、沖縄で出会った花です)
あとがきには、花を描く、"政治的"な理由を書いています。