武田百合子「犬が星見た」

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900円(税込990円)


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【アサまーとさん 選書コメント】
ロシア旅行、と言いつつも中央アジアも通ってユーラシア大横断。1969年、一般人がおいそれと海外旅行など行けなかった時代のソビエトの様子を、他でもない武田百合子が切り取って記録しておいてくれた、という事実が宝だよねえ、よかったよね。『犬が星見た』タイトルとスズキコージの表紙だけでもういいよねえ。存在してよかったよね本。


(公式から引用)

紹介
生涯最後の旅と予感している夫・武田泰淳とその友人、竹内好とのロシア旅行。星に驚く犬のような心と天真爛漫な目を以て、旅中の出来事、風物、そして二人の文学者の旅の肖像を、克明に、伸びやかに綴った紀行。読売文学賞受賞作。解説・阿部公彦

著者プロフィール
武田百合子 (タケダユリコ) (著/文)
一九二五(大正一四)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。五一年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。七七年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、七九年、『犬が星見た――ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。他の作品に、『ことばの食卓』『遊覧日記』『日日雑記』『あの頃――単行本未収録エッセイ集』がある。九三(平成五)年死去。

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