ferment booksのワダヨシさんが、タイのナンプラー醸造所を見学し、その模様をまとめた冊子です。
タイ料理に欠かせない調味料としてその名は聞くし、味わったことはあるものの、どうのように作られているかまでは知らない方が多いのではないでしょうか。
塩漬けした魚を甕の中で発酵させ、それを魚醤のようにしていく過程が紹介されています。紙のざらついた質感も含めて味わいある一冊です!
B5/16ページ
(以下、公式インフォより)
タイの小さなナンプラー醸造所見学ZINE。タイ国、カンチャナブリー県、ラオクワン郡にある、とても小さなナンプラー(タイの魚醤)蔵を見学した。たったひとりでナンプラーをつくっているのは、農業を兼業しているタイ人の男性、チャロンさん。陽がたっぷり入る温室のような暑い醸造蔵にいくつも並べた大甕の中で、地元で獲れた小さな淡水魚を発酵させてナンプラーをつくる。表紙のイラスト、デザインはアーティストの秋元机さんの作。かつてタイで売られていた、B級コミックのようなイメージで描いてもらいました。ざらっとした質感のある新聞や漫画誌のような紙に、2色(表紙)/1色(本文)印刷。素朴なZINEで、素朴な醸造所への空想旅行をお楽しみください。
著者:ワダヨシ(ferment books)、秋元机
仕様:B5 版、16ページ、表紙2色印刷、本文1色印刷
発行年月:2019 年 3月