新潟に編集室がある冊子「まちの日々180」の第6号です。
特集は「あきなう。」。新潟市中央区の酒屋「吉川酒店」を営む吉川章大さん、1970年代から続く喫茶店「びすとろ」を営む石黒健一さんへの取材を通じ、新潟の地で商売を長く続ける中でどんなことが積み重ねられ、試みられてきたかが伝わってきます。
街の歴史と、人の魅力をじっくり感じさせてくれる一冊です。
A5/64ページ
(以下、公式インフォより)
「あきなう」がテーマのvol.6に登場するのは、新潟市中央区で酒屋を営む吉川章大さん。「日本酒は物語を持った商品」と語り、その物語を介しながら作り手と買い手をつなぐように商いをしています。もう一人は、萬代橋にほど近い場所で1970年代から喫茶店を営む石黒健一さん。長く商いを続けているお店は、まちの記憶そのものだと感じます。
「あきなう」をテーマに、個性豊かな書き手の文章世界を味わってください。
変形A5版・64ページ・フルカラー・2019年8月発行
編集・制作・発行/まちの日々編集室
目次
物語を商う。〜地酒防衛軍・吉川酒店/萬代橋のたもとで〜びすとろ/お店の子/きょうも途中下車日より〜関屋かいわい/古町の上の方で/冬の釣り銭/画廊と商―北海道の旅から考えたこと
執筆者
大橋純子/野沢達雄/ナイト/ユキノ進/大倉宏/上田浩子