イラストレーター・北村みなみさんが、テクノロジーカルチャー誌「WIRED」で連載していたSF漫画が待望のコミックス化!
環境汚染や人類の滅亡、安楽死など、重いテーマを扱いながらも、どこか軽やかに淡々と「日常」を過ごすキャラクターたち。そこに描かれた未来が私たちが今過ごしている現代と地続きになっていることが暗に示される描写も多く、自分が無限のパラレルワールドの岐路に立っているイメージを想起させます。
WIRED編集長や識者によるコラムも豪華で読みごたえたっぷり!
読んだ人と片っ端から、感想や登場するテクノロジーについて語り合いたくなる一冊です!
176ページ
(公式から引用)
ヴァーチャル空間での初恋、
地球の環境汚染で生まれた新人類、
デジタルの世界で安楽死を選ぶ夫、
移動をしなくなった人間たちーー。
テクノロジーの発展は、私たちの未来をどう変えるのか。
世界的なテクノロジーカルチャー誌「WIRED」で連載された、実現可能な技術から想起された7作のSF漫画。AR、VR、MR、人工知能、デジタル・ウェルビーイング、アントロポセンなど、作中キーワードを知るための識者によるコラムも収録。本書のための新作漫画を2作品(40ページ)描き下ろし。
気鋭・北村みなみのデビュー作。
北村みなみ (キタムラ ミナミ)
静岡県戸田村にて海と山に囲まれ育つ。現在はフリーのアニメーション作家・イラストレーターとして活動中。
書籍や雑誌の表紙・挿画、アニメーションMVなどを多数制作。代表的なイラスト作品としては「飛ぶ教室」「建築知識」表紙イラスト、東京書籍「新しい数学」挿画など、アニメーション作品としてはSPACE SHOWER TV STATION ID、みんなのうた「ぼくはヒーロー」、花譜「ソレカラ」MVなど。