げじま、小沼理、佐山聡子、鄭優希、渡辺愛知、宮川真紀(敬称略)の6人の書き手が、「社会にはびこる差別や偏見、理不尽なこと、許せないこと」に対する怒りを表明するコラム集です。
どんなことに対しても目くじらを立てずうまくやり過ごす方が賢いとされるような風潮にあって、許さないことに対して向き合い、しっかりと怒りを伝えていく姿勢に背中を押される気がします。
B6判/52ページ
(以下、公式インフォより)
社会にはびこる差別や偏見、理不尽なこと、許せないことに、怒っている。
なかったことにせず、我慢せず、怒りとして記憶する。
あらゆる「怒り」を発信し、その背景を可視化し、共有するためのZINE。
政府内の差別発言、過剰な自主規制、社内のハラスメント、トーンポリシング、カスタマーハラスメント、無理解、人種差別等々に怒った人たちの文章です。
普通に生きて、働いているなかで、なぜこんなに怒りを覚えることが起きるのか。怒りが生まれる過程、その要因を知ることが、この社会の課題を考えるきっかけになればと思い、この冊子を制作しました。
【目次】
書店のセルフ検閲に抗議した話。 げじま
火傷が治らないまま 小沼理
新しいトンポリに気をつけろ 佐山聡子
私を繋ぎ止める錨 鄭優希
あのときのこと 渡辺愛知
怒り10年史 宮川真紀
*
『怒りZINE』
著 げじま 小沼理 佐山聡子 鄭優希 渡辺愛知 宮川真紀
定価 1000円+税
2023年4月8日 発行
B6判・52ページ
デザイン 金丸稔
発行 gasi editorial
発売 タバブックス