横山勇一「はぜつぼ」

8520

909円(税込1,000円)

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岡山県を中心とした瀬戸内海の一部地域でかつて行われていた「はぜつぼ漁」に魅せられ、はぜつぼ漁の歴史などについて調べている横山勇一さんが、現段階までの調査記録を集めた本。

実際にはぜつぼ漁を行っていた元漁師から話を聞いたり、古い文献を調べるなどして、今は無くなってしまったはぜつぼ漁の輪郭を浮かび上がらせています。
民藝品や古道具、暮らしの歴史などに興味がある方ならきっと楽しめる1冊です!

A6サイズ 38ページ

(著者より)
横山商店では、干物の仕入れ販売を営む傍ら、地域固有の漁法や漁具について調査を行っています。

店主は大学時代に瀬戸内海の汽水域でハゼ科魚類の研究に勤しんでいたほか、民藝運動の盛んな地域に生まれた事もあり、各地の手仕事にも興味を持って触れて来ました。

そんな中、実用的な漁業でありながら民藝の側面からも注目されて来た「はぜつぼ漁」に出会い、ライフワークとしての調査を開始。

壺でタコをとる「たこつぼ漁」と同様、かつて岡山県を中心に行われていた壺でハゼをとる本漁。

円形の入口を真ん中でつまんだ二口のはぜつぼは、上から見ると眼鏡、正面から見ると埴輪のような形状をした非常に素朴な漁具でありながら強烈な個性を放っています。

本書では、漁の実態や民藝運動の中で大いに評価されていた壺自体の文化的な側面まで、現地聞き取りを中心に一年間の調査記録をまとめました。

手のひらに収まる程の小さな本ですが、筆者の熱量と執着心に裏付けされた濃い内容がぎっしりと詰まっています。

横山商店

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