イルミナ「イルミナ創刊号」

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1,273円(税込1,400円)


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ストリップと社会と私を考えるZINE『イルミナ』の創刊号です。

シカクでもおなじみ菜央こりんさんのストリップをテーマにしたミニコミがじっくりと解説されていたり、「コロナと性風俗差別」をテーマにしたコラムがあったり、「熱海銀座劇場」のレポートがあったり、すでに消えてしまった劇場についての文章があったりと盛り沢山の内容。

ストリップというものの魅力や歴史について色々な角度から紹介してくれる一冊です。

A5/80ページ

(以下、公式サイトより)
 元旦から大晦日まで、多くのストリップ劇場は一年中ほとんど休みなく営業しています。ところが2020年4月、新型コロナウイルス感染症とそれにともなう緊急事態宣言を受け、全国の劇場は一斉に休館しました。宣言の解除とともに各劇場は営業を再開し、徐々に賑わいを取り戻しつつありますが、演劇や音楽などライブを特徴とする芸能全般と同様、いまだ大きな苦境にあるといえます。
 新規の感染確認数が毎日発表されるなかで対策をしながら営業を続ける踊り子さんや劇場の方々の苦労は計りしれず、また、これまで通っていたお客さんのなかにもさまざまな事情で劇場に行くことのできなくなった方がいるでしょう。ストリップ劇場へ行ったことのない人に「まずは見てほしい」と気軽に言うことも難しくなりました。
 一方で同人誌即売会の中止も相次ぎ、『イルミナ』でも当初予定していた刊行スケジュールや内容を変更しました。このような状況で、何のために本をつくるのかを再度考えることになりました。

 この雑誌は、「ストリップと社会と私を考えるZ‌I‌N‌E」として、いままでにない言葉を探ることを目的としています。たとえば「エロか芸術か」「ストリップの域を超えた○○」「女性の裸は皆美しい」、あるいは「女性の裸を見ることは搾取である」、はたまた「推しに課金する」? そんな紋切り型を超えていく強さと可能性が、劇場で出会う現実にはあります。ストリップを通して目の当たりにした現実を記述する言葉、さらにそれをもって劇場内外での現実をもう一度捉えることのできる言葉を見つけていきたいと思います。
 そのために三つのことを意識しました。一つは劇場へ実際に行って感じたことを語ること。もう一つはストリップを扱ったこれまでの作品に何が描かれているのかを捉えなおすこと。最後に、それらの背後にあるこの社会に横たわるもの、そしていま起きていることを見つめることです。

 不要不急と呼ばれたエンターテインメント、生身の人間が演じる舞台への渇望と人が集まることへの渇望が、これほど切実に感じられたことはないでしょう。ストリップは今日も上演中。この芸能に関わる誰もが安心して働き、観客を含めたすべての人が、ステージや劇場を心の底から楽しめることを望みます。
 この創刊号へは現役の踊り子さんをはじめ、たくさんの方に参加していただきました。みなさんの言葉や絵にこもる熱意に励まされ、多様なストリップ愛が集まったことをうれしく思います。これらの愛が一冊のなかで共鳴し、さらに、読んでくださった方の関心へと広がっていくことを願っています。



【イルミナ創刊号 目次】

まえがき ※note先行公開済
☆祝刊行! 菜央こりん『女の子のためのストリップ劇場入門』
 ・ピンクの照明が照らす未来(清水くるみ)
 ・視線の中で生きる私たち(宇佐美なつ)
 ・菜央こりん同人誌レビュー(あいだ)
☆インタビュー メイキング・オブ・ノーナレ「裸に泣く」
・ストリップ初体験記(松村早希子)
☆踊り子へのラブレター
 to 黒井ひとみ
 ・月面とカルメン(松本てふこ)
 ・座談会 黒井ひとみを愛する女たち(かな、もさっぴー、ちぇり、Saori)
 ・16分間のアイドル(南明歩)※note先行公開済
 to 武藤つぐみ  
 ・星の銀貨/Blind for Love/装画解説(ひな🐰)
 to 友坂麗
 ・座談会 友坂麗とは何者なのか(半田なか子、あいだ、うさぎ)
・熱海銀座劇場へ行こう♨(うさぎ)
・ストリップに行ったらドキドキとキラキラが大洪水な件(にゃがた)
・公正でない社会の公正でない犯罪――映画『ハスラーズ』(うさぎ)
・劇場は今――コロナ禍で浮き上がる性風俗差別(あいだ)
・消えた劇場 D‌X歌舞伎町(新宿)(うさぎ)
・変わる歌舞伎町 ロータリーの閉店(うさぎ)
・えっ、少年マガジンでストリップ?――少女マンガの巨匠の真摯な奇作 里中満智子『さすらい麦子』(あいだ)
あとがき

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