2017年に創刊された社会文芸誌「たたみかた」の第2号です!
特集は「男らしさ女らしさ」。性差別についての理解が深まる一方で、セクハラ問題が頻繁にニュースで取り上げられたり、相変わらず「男たるもの」とか「女のくせに」みたいな言説が大手をふってまかり通る日本。
様々なジェンダー問題について考察する本書。「たたみかた」らしいアプローチで、答えを急ぐのではなく、多くの人の声に耳を傾け、じっくり考えることを大切にした内容になっています。
B5/203ページ
(以下、公式サイトより)
セクハラ、パワハラ、ジェンダーを巡る運動、家族観や働き方。
対立が深まる『男vs女』の展開を本気で変えるために、永らく続く男女の対立構造を根源的に問う。
今回の号のメインテーマは『怒り』。
私たちは何に怒っているのか?
何に怯えているのか?
「情動」「物語」「境界線」「性愛」「存在肯定」などを元に
?問題解決?を前提とした、ものの見方、考え方を指し示します。
最後には、「生まれてきてよかった」と思えるような爽快感をもたらす号になっています。
生老病死、思い通りにいかない全てを受け入れ、私はココから生き直す。
登場人物
●伊藤守(社会学者)
●小原信治(放送作家)
●柏木ハルコ(マンガ家)
●坂本フジヱ(助産師)
●柴幸男(演劇作家)
●竹沢うるま(写真家)
●千野帽子(文筆家)
●永井陽右(テロリスト救済)
●長津結一郎(芸術社会学者)
●二村ヒトシ(アダルトビデオ監督)
●ネルノダイスキ
●藤田一照(禅僧)