2017年に創刊された社会文芸誌「たたみかた」の創刊号です!
特集は「福島」。東日本大震災によって起きた原発事故によって、復興まで、先の見えない遠い道のりを歩むことになった福島。
この創刊号では福島について考察を進めていくのですが、現地ルポのような手法ではなく、等身大の視点をキープしたまま、周縁から考えを進めていくというアプローチの仕方にオリジナリティがあります。
BuzzFeed記者の石戸諭さん、WEBメディア「TOHOKU360」編集長の安藤歩美さんといった方々との対話を通して、福島のことに留まらず、一人一人で違うように見える「正しさ」について考える意欲的な一冊です!
B5/139ページ
(以下、公式サイトより)
美容文藝誌『髪とアタシ』の出版社から待望の新雑誌が登場
30代のための社会文芸誌『たたみかた』創刊!
「正しさ」と「正しさ」がぶつかり合う世界を超えたい。
分断を乗り越え、合意形成を目指すすべての人へ
政治における『中間層』『無関心層』の中にいた、
30歳の女性編集長が創刊。
「何が正しいか? 」がぶつかり合うこの世界の中で、
本当に必要なメディアの形を突き詰めて誕生した『たたみかた』。
主義や、主張を語る前に、
「私」のこの「正しさ」はどこからやってきたのか?
を問いかける。
哲学や仏教、国際協力、ジャーナリズムなど
第一線で活躍する人々の言葉を通して、
「私」の根源に潜り込みます。
そこから社会を見つめる意味とは?
あらゆる争い、分断を超え、
合意形成を成し遂げるための必読書 !
難しい専門用語、聞きなれない論ではなく、
主にエッセー、対談、鼎談、漫画で構成した一冊。
生活者、暮らしの視点から語りかける雑誌です。