些末に思えることを見過ごさず、丁寧に掬い上げている雑誌「些末事研究」。
今号の特集は「結婚とは何だろうか」。20代半ば〜30代の未婚率が年々上昇を続けている昨今の日本において、結婚制度の意味を改めて問い直す内容となっています。
結婚生活に苦しみや難しさを感じる人もいて、片方で、結婚したくても今の制度上それが叶わない人もいて、というこの状況を考える上でも参考になりそうな一冊です。
A5/84ページ
(以下、公式インフォより)
特集 結婚とは何だろうか
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『「結婚について語ること」の難しさについて』 塚田眞周博
『結婚について2024年』 山下陽光
『結婚とはなんだろう』 石神夏希
『いつかわたしたちもこの国で結婚できる日がやって来ますように。』 田中昭全
『カフェに行った猫』 サイトウマド
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座談 『結婚とは何だろうか』
荻原魚雷 蓑田沙希 にしもとさほみ 福田賢治
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『考えてみた』 鈴木潤
『独身であること パーフェクト・デイズの平山さんとその後の坊ちゃん』 扉野良人