山形県酒田市出身の詩人・多宇加世(たうかよ)さんの第二詩集『町合わせ』(2022年、私家版)に9篇、20ページ分を追加した増補版です!
読んでいるうちに次々に自分の頭の中にイメージが開き、変化していくような刺激的な詩がたくさん収められています。
読んでいるうちに少しずつ、多宇加世さんの内面に近づいていくような、山形・酒田の風土が感じられてくるような体験が生まれます。
A5変型/144ページ
(以下、公式インフォより)
多宇加世の第二詩集『町合わせ』(2022年、私家版)をリニューアルした増補版を、新レーベル「百匹ブックス」より刊行。
第一詩集『さびていしょうるの喃語』を経て、『町合わせ』では酒田の郷土史や血縁といった自身の内側に照射された世界を舞台に「私」をめぐる詩的冒険が繰り広げられます。第二部は東京都板橋区の劇場「サブテレニアン」でパフォーマー・濱田明李が上演した共働作品で構成。増補版ではさらに9編を追加収録しました。
多宇加世(たう・かよ)山形県酒田市出身。既刊に『頬杖のヒュー風』(惑星と口笛ブックス)、『山越え』(しろねこ社)、『夜にてマフラーを持っていく月が』(絵・岸波龍 双子のライオン堂出版部)など。