様々なジャンルの仕事をしている13人の方々が「先生」の記憶について綴った文集です。
人生の先輩として、また特定の分野の先達として何かを教えてくれる存在である先生。しかしその先生も当然ながら一人一人個性を持った人間であり、いいところだけでなく、欠けた部分もあったりします。良い面も悪い面も含め、教わる側は先生に様々な影響を受けて生きていくことになります。
どんな先生に出会い、どんな思い出が胸に残っているか、自分も考えてみたくなる一冊です。
B6/61ページ
(以下、公式インフォより)
加藤直徳さんがつくる雑誌『NEUTRAL COLOR』の二号・学校特集がすばらしい。
その寄稿者のひとりに名を連ねる友人の矢萩多聞さんと、電話で感想を言い合っているときに「先生の話って尽きないよね。いろんなひとの先生についての話を」聞きたいね」という話になって、この文集『先生』をつくることにした。(巻頭・「文集『先生』について」より)
* 装画 安達茉莉子
* 編集・デザイン 中岡祐介
* 発行・印刷・製本 本屋・生活綴方
目次:
「シュリニバーサ先生と朝食を」 矢萩多聞さん
「わたしの中のダダイズム」 笠井瑠美子さん
「普通ってなんだろう」 小鳥美茂さん
「わたしの先生《たぶんPart1》」 迫裕子さん
「言葉の先生のことば」 青木直哉さん
「その名を呼んではいけない先生、A先生」 安達茉莉子さん
「叱る、ということ」 石堂智之さん
「ホットミルク」 かとうひろみさん
「きょうせいせんせい」 澤村建造さん
「不完全でまっとうな人間」 鈴木雅代さん
「彼女を憶う」 田中晴暇さん
「絶対に死ぬな!」 Chihiroさん
「算数の先生になりたい」 矢部真太さん