些末に思えることを見過ごさず、丁寧に掬い上げている雑誌「些末事研究」。
今号の特集は「行き詰まった時」。
生きている以上、必ずある「行き詰まった時」。それに対してどう対処するか、乗り越えるか、迂回するか、諦めるかなどについてそれぞれの分野で活躍する執筆陣たちが寄稿しています。
荻原魚雷さん、世田谷ピンポンズさん、藤井基二さん、福田賢治さんによる、尾道での座談会の模様も収録されています。
A5/82ページ
(以下、公式インフォより)
特集 行き詰まった時
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『手っ取り遅い』 山下陽光
『その壁は豆腐の壁かもしれない』 世田谷ピンポンズ
『4枚の写真と27歳沖縄滞在時の日記』 藤井豊
『ヘアサロンに行った猫』 サイトウマド
『行き詰まった時に「どうするか」ではなく「どうすべきか」』 塚田眞周博
『行き詰まらない体』 大阿久佳乃
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座談 『尾道にて。』
荻原魚雷 世田谷ピンポンズ 藤井基二 福田賢治
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『出口なし』 蓑田沙希
『つまったらどうする?』 鈴木潤
『言葉の化学反応』 にしもとさほみ
『触れず焦がれる』 齋藤祐平
『始まりの地図』 中村勇亮