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アルカシルカ「不条理不協和音」

3010

2,700円(税込2,970円)


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沖縄を拠点に活動するバンド「アルカシルカ」の40曲入りアルバムです。

「アルカシルカ」の音楽性をひと言で言い表すのは非常に難しく、「ひと言でいう必要なんか別にないよな」と途中で思いました。アコーディオンの音色がトラディショナルな音楽を連想させるし、ボーカルはやけにノイジーでジャンクな雰囲気。パンクな衝動の中から叙情的なメロディが顔をのぞかせるような、とにかく色々な音楽がごちゃ混ぜになったようで魅力的です。

「一切合切」、「あるものすべて」を意味する沖縄の言葉がバンド名の由来だというのも納得。沖縄の音楽シーンは、ごたごたな要素がごたごたのまま共存しているようなイメージなのですが、「アルカシルカ」はまさにその雰囲気を体現するバンドかもしれません。

このCDに収録された楽曲はBANDCAMP等の配信サービスで無料でダウンロードできるのですが、お金を出して買うとマンガ家・高野Fが各楽曲を下敷きに描いたマンガとセルフライナーノーツを収録した72ページのブックレットが付属します。マンガのライナーノーツもどちらもとても面白いですし、より楽曲を楽しめるようになると思います。

(以下、オフィシャルインフォより)

フォークと呼ぶにはうるさ過ぎる。パンクと言うにはややこし過ぎる。新時代、新解釈のレベルミュージックが誕生!!
これまで数本のデモ音源をリリースするのみで一般流通を控えていた、沖縄を拠点に活動するバンド”アルカシルカ”が遂に1stフルアルバム『不条理不協和音』をリリース。

ハードコアパンクを芯に置きながらもあらゆるレベルミュージックからの影響下にあるその音楽性は、現存の音楽ジャンルや特定のバンドでの形容が非常に難しく、このバンドの事を一言で表す分かりやすい表現が見つかりそうにない。

また、自らをスラッシュフォークバンドと名乗っているが、そもそもそのようなジャンルが存在しないため、彼らの音楽を伝えるには不十分とも言えるかもしれない。あえて説明するのなら、非常にキャッチーなアコーディオンの旋律と、それに乗っかる独特の言葉回しの歌が特に印象的で、切り刻まれたような忙しい曲展開も相まって、短い曲の中に非常に沢山の情報量が詰まっている音楽と言える。

歌詞は、生活や経験を元にした歌が多く、言葉遊びを多用したユーモアの中にも強烈なメッセージが込められており、是非とも歌詞を確認しながら聴いて欲しい。そして、そんな彼らの本作における歌詞カードなのだが、なんと72ページにも及ぶハードカバーの書籍になっている。その中には各楽曲の歌詞と曲解説、さらには33ページ分のマンガまで収録されており、もはやブックレットがメインではないのかと錯覚させられてしまう。

ちなみに、これまでアルカシルカはレコーディングやミキシング、バンドのアートワークまで全てメンバー自身が行ってきたが、本作では初めてメンバー以外の者に協力してもらったものがブックレット内に収録されているマンガである。ストーリーはボーカルのYOUが考え、彼らの友人である漫画家の”高野F”が絵を描いている。さらに音源に関してもすごいボリュームになっており、収録時間約68分、合計40トラックになっている。

収録曲:
1.終始
2.シラフの唄
3.通り魔通りにて
4.三千諸法
5.不穏な不安
6.スナフキンの狂詩曲
7.自由のふり
8.悪事を働け
9.誰かの叫び
10.-騒動-
11.あっと言う間
12.ラブアンドピースにクソ喰らえ
13.我々は拒否する
14.えっと、それから...
15.無責任な責任者
16.考えるな馬鹿野郎
17.手錠と私情
18.生
19.-白痴-
20.ミザルキカザルイワザル
21.ニートニートニート
22.罪と罰と
23.野暮な話
24.ノーマネーの真似
25.ポポポ
26.-伝達-
27.怒りの唄
28.現実逃避行
29.ホームレス
30.サヨナラだけが人生だ
31.-正常-
32.ロボトミーワルツ
33.イワンのばか
34.-日常-
35.反戦大戦争
36.気づいた頃にはもう遅い
37.悩
38.-郷愁-
39.おいてけぼり
40.走馬灯

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