ひとつのジャンルにとらわれず、地球上のあらゆる場所へ足を運び、
気になる人と言葉を交わし、体験できることはやってみる。
"見物人"あるいは"目撃者"を意味する誌名で年3回刊行している雑誌「スペクテイター」の第39号です。
今号は、1979年に創刊され、わずか1年足らずで終刊した伝説の自販機本『Jam』の特集です。
現在では姿を消しましたが、最盛期の1980年には
日本全国に2万台以上設置されていたという「自販機本」の自販機。
その自販機で売られていた「自販機本」の中でもとりわけ存在感のあったパンクな雑誌が『Jam』。
いま、過激で挑発的でハチャメチャなこの雑誌を読み直し、
そこに込められた熱さやエネルギーに刺激を受ける一冊です。
(
スペクテイター公式サイトより)
特集:パンクマガジン『Jam』の神話
『Jam』は1979年3月から約1年に渡って毎月刊行されていた、
自動販売機でしか買うことのできなかったパンクな雑誌です。
ポルノ雑誌の様相を呈しつつも、プロレス、神秘主義、
フリーミュージックなどアナーキーで濃厚な記事が掲載され、
「伝説のサブカル雑誌」として現在も一部のファンから熱狂的に支持されています。
この過去に類を見ない過激な雑誌は、なぜ、どのようにして生まれたのか?
サブカル雑誌の誕生神話に迫ります。