”駅員の人がその場しのぎ的に手作りした案内表示など、ちゃんとした設計の上でつくられたサインから逸脱してしまったサイン”である「野良サイン」を探し求めるEidantoeiさんが2016年に発刊した「銀座線で見た野良サイン」の続編的一冊。
地下鉄の駅構内というとデザインの統一された無機質な空間というイメージを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、人がたくさん行き来する場所だけに、実はあちこちに手作り感あふれるサインが置かれ、人々を案内しているのです。
本書を眺めていると、交通を支えている人たちの体温が感じられてくる気がします。
B6変形判/28ページ フルカラー
(以下、公式インフォより)
「野良サイン」とは、駅員の人がその場しのぎ的に手作りした案内表示など、ちゃんとした設計の上でつくられたサインから逸脱してしまったサインのことです。(☞ http://norasign.info/ )
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東京メトロ銀座線の全駅をまわって野良サインをさがす、ということを3年おきにやっています。既刊『銀座線で見た野良サイン』では2009年・2012年・2015年の様子を紹介しましたが、今回の冊子はその別冊的な立ち位置で、2018年に発見した野良サインをタイプ別にまとめています。