小松和彦・宮原葉月「村を守る不思議な神様 2」

3185

1,500円(税込1,650円)


↑If you would like to buy this item from outside Japan, please click this banner!
↑海外発送をご希望の方は、こちらのバナーをクリック!
秋田県の100カ所以上の集落に祀られている「人形道祖神」をめぐり、その歴史や地域の文化について宮原葉月さんの美しいイラストと小松和彦さんの文章で紹介する一冊。

前作が大反響で初版が完売したそう(第2刷は現在シカクでも発売中です!)なのですが、その前作の倍となるボリュームです!秋田県にゆかりのある人はもちろん、人形道祖神を知らなくても、秋田県について全然知らなくても日本の風土誌として楽しめる内容になっています!

A5/145ページ


(以下、公式サイトより)

前作から1年、続編となる『村を守る不思議な神様2』で取り上げた人形道祖神は県内13カ所。
すべて作り替え等のお祭りの日に取材し、絵と文章にまとめました。
ページ数は前作の倍!まさに渾身の一冊です。

「村を守る不思議な神様2」
2019年7月 刊行
秋田人形道祖神プロジェクト 刊
著:宮原葉月(イラスト、コラム)小松和彦(文)
装丁:小口翔平(tobufune)
A5判/カラー/148ページ
本体価格 \1,500(税抜)

概要

・大館市中羽立、清水川のニンギョウサマ:ワンダーランドで出会った来訪神
・美郷町本堂城跡のショウキサマ:戦国の城とカリスマリーダー
・横手市末野のショウキサマ:村の大イベントに潜入取材
・湯沢市御返事のカシマサマ:これぞ奇祭!悪魔を憐れむ歌
・湯沢市三ツ村のカシマサマ:仏様の前で行われる神がかり的行事
・大館市松原のニンニョサマ:仁王カップルと歴史ミステリー
・大仙市鶴田のショウキサマ:人気プロレスラー、最期の勇姿
・湯沢市若畑のニンギョウサマ:天空の村に祀られる森の精
・大仙市北観音堂、上小曽野のオニョサマ:イケメン神様の師弟対決
・大館市松峰のニンギョサマ:源義経はサンタクロース?
・大館市山田のジンジョサマ:奇祭に裏に隠された民俗のカオス

−−−取材こぼれ話−−−

・人形道祖神研究の祖・菅江真澄
・湯沢市岩崎地区の初丑まつり:カシマサマの前で繰り広げられる裸の男たちの戦い!
・人形道祖神だけではありません!県内の縄文土偶のご紹介

−−−エピローグ〜能代市荷八田の塞ノ神−−−

宮原 葉月(みやはら はつき)
神奈川県生まれ。イラストレーター。主な仕事として『ピンクとグレー』(加藤シゲアキ、Kadokawa、累計20万部超)、『服を買うなら、捨てなさい』シリーズ(地曳いく子、宝島社、累計40万部)など文芸作品の装丁、イラスト、銀座ソニービルの壁画、SONYのヘッドフォン等製品のイラスト制作、アパレルブランドとのコラボ商品などジャンルを問わない活躍も見せる。

小松 和彦(こまつ かずひこ)
1976年、秋田市生まれ。小松クラフトスペース店主。郷土史研究家として『秋田県の遊廓跡を歩く』(カストリ出版)、秋田魁新報電子版『新あきたよもやま』などを執筆。「縄文とアート」、「世界の民族工芸」、「秋田の花柳界」のテーマで大学、博物館、図書館などで講演多数。

イメージはありません。