「季刊日記」創刊号 特集:日記のたのしみ/日記とホラー(日記屋月日発行)

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1,980円(税込2,178円)

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あなたは日記をつけたことがありますか? 夏休みの宿題として、友達との交換日記として、業務上の日報として、SNSの日々の投稿として――私たちは、生まれてから死ぬまでの間に、何度も日記に出会います。

日記は、まず日付ではじまります。あとは今日見たもの、感じたこと、考えたことなど、なんでも自由に書いていくことができます。最も自由な形式、といえるかもしれません。

あなたは日記を読んだことがありますか? 日記は、必ずしも自分ひとりのために書かれたものばかりではありません。最近では、商業出版される書籍はもちろん、個人でつくられるZINEやリトルプレスも含めて、日記の本がとても増えています。

SNSでは「見られる」ことが強く意識される一方、生成AIが出力した投稿も見分けがつかないようになりました。日々を生きる人間の「私」に近いことばへの関心が、これまで以上に高まっています。

私たちは、日記を書くこと/読むことの魅力を、さまざまな角度から深めていけるような雑誌をつくりたいと考え、ここに『季刊日記』を創刊することにしました。日本はもちろん、おそらく世界でも類を見ない、日記の専門誌です。

たっぷり日記を読める「25人の1週間」を定番企画として、毎号さまざまな特集を組んでいきます。創刊号の特集は「日記のたのしみ」「日記とホラー」です。

今日から日記がたのしくなる、これまでにない文芸誌の誕生です。


【25人の1週間】
多様な執筆者による、同じ1週間の日記

安達茉莉子/伊藤亜和/猪瀬浩平/小沼理/北尾修一/こうの史代/古賀及子/こだま/桜林直子/図Yカニナ/武田砂鉄/ドミニク・チェン/鳥トマト/蓮沼執太/葉山莉子/ピエール瀧/東直子/浮/藤原辰史/堀合俊博/前田隆弘/牧野伊三夫/松浦弥太郎/柚木麻子/尹雄大

【特集1:日記のたのしみ】
対談:植本一子 × pha「すぐ手元から始める、表現のヒント」
インタビュー:福尾匠 × 荘子it「シットとシッポにきく」
エッセイ:金川晋吾/蟹の親子/ネルノダイスキ/品田遊
レビュー:me and you(竹中万季、野村由芽)

【特集2:日記とホラー】
対談:大森時生 × 山本浩貴(いぬのせなか座)「なぜホラーと日記がブームになったのか」
エッセイ:初見健一/柿内正午
レビュー:林健太郎

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