寺井奈緒美「生活フォーエバー」

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1,800円(税込1,980円)


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歌人であり、habotanという名義で可愛らしい土人形を制作している寺井奈緒美さんによる短歌・エッセイ集です。

タイトルに「生活」とある通り、寺井さんとパートナーのSさんの暮らしぶりが綴られています。2021年9月から2022年9月までの1年間「ほぼほぼ家に引きこもって」いたという日々で、部屋や近所のスーパーなどが主な舞台なのですが、むしろそれゆえに普遍的な生活感が心地よく漂っています。

寺井奈緒美さんの土人形を以下のInstagramアカウントで見ていただくと伝わるかと思うのですが、

https://www.instagram.com/habotan/

まさにこの人形たちのような、愛嬌があって、ちょっと笑えるような、そういうよさがたくさん詰まっています。各エッセイと響き合うように配置された短歌も素晴らしいです!

以下のURLで試し読みも可能!

https://elvispress.jp/wp-content/uploads/SF_tameshiyomi.pdf

四六判/224ページ

(以下、公式インフォより)

この愛すべき、くだらなさ。

歌人として活動するほか、habotan名義で土人形を制作している寺井奈緒美による、初の短歌&エッセイ集。

2019年に書肆侃侃房より刊行された第一歌集『アーのようなカー』では、日常の片隅に忘れられた事物をそっと掬うような、ささやかで滑稽で、どことなく寂しい歌で、多くの読者を獲得しました。

本書には2021年の秋からおおそ1年の間に書いたエッセイ80篇と短歌160首が収録されています。書かれているのは、限られた行動範囲(ほとんどが部屋、そして職場、西友、たまに映画館)と限られた登場人物(私、S、ときどき同僚)の中でのまったく映えない日常。それがなぜだかすこぶる面白い。その想像力とユーモアは、私たちの抜き差しならない「生活」の見え方を変えてくれることでしょう。読めばきっと、明日への活力になること間違いなしの一冊です。



寺井奈緒美(てらい・なおみ)
1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。趣味は粘土で縁起のよい人形をつくること。
2019年4月、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』( 書肆侃侃房)刊行。
2023年4月、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)刊行。

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