小坂章子「九州喫茶案内」

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1,600円(税込1,760円)

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福岡県在住のライター・小坂章子さんが、九州・沖縄の魅力的な喫茶店60軒を紹介する一冊。

「明るくなんてしなくていい。暗い顔のままでいいから、喫茶店の扉を開いてみませんか」と書く小坂さんの喫茶店に対する姿勢は、喫茶店マニアとも、コーヒー研究家とも違い、肩肘を張らず、心がほぐれるひとときを求めてのんびりと旅をしているよう。

文章にもその柔らかな雰囲気が溢れていて、読んでいると、喫茶店でのんびり過ごしている時のような心地よさを感じます。

もちろん「九州にいい喫茶店ないかな」と探している人にもおすすめですし、居心地がよくて喫茶店によく行くという方にはこの気持ち良さがきっと伝わるはずです。

B6/224ページ オールカラー

(以下、公式インフォより)
人生の曲がり角に、いつもの日常に、喫茶店。
昭和の純喫茶が次々と街から姿を消していった平成に刊行された『福岡喫茶散歩』(2007年)と、姉妹編『九州喫茶散歩』(2009年)。喫茶ファンや喫茶店主から、「こんな本を待っていた」と歓迎されたシリーズです。あれから11年。九州内の選りすぐった喫茶店をめぐる『九州喫茶案内』がついに完成。先が見えない今だからこそ、自分をとりもどすために喫茶店に行こう。一杯のお茶を前に語らえば、元気がわく。そんなメッセージが込められた一冊です。装画は、著者と遊び友達でもある北九州市小倉出身の画家、牧野伊三夫氏。表紙は鉛筆、本扉は墨、書き文字は熊本の筆を用いたインクを使用。パステルのカバーには、著者とも縁の深い福岡の「珈琲美美」の日常が描かれています。九州沖縄一円の喫茶店60カ所をめぐる旅へ、ご案内します。

【著者プロフィール】
小坂章子(こさか・あきこ)
1974年長崎県生まれ。福岡県在住のフリーライター。18歳まで壱岐島で過ごす。山口女子大学文学部卒業後、営業職などを経て、26歳で独立。書くことが好きだった子供時代の記憶をたぐり寄せ、「文楽堂」という屋号でライターの道を志す。2007年より、昭和生まれの純喫茶空間への興味から、珈琲と喫茶まわりの取材執筆を深めていく。著書に『徒然印度』『福岡喫茶散歩』『九州喫茶散歩』(ともに書肆侃侃房)、企画構成『珈琲屋』(新潮社)、編集執筆『五体の機械』、共著『大分県のしいたけ料理の本』(西日本新聞社)などがある。好みの一杯は、ネルドリップの深煎り。