ライター・作家の太田明日香さんによる手作り雑誌『B面の歌を聞け』の創刊号です。
今号のテーマは「服の自給を考える」です。新しい服が欲しいと思った時、私たちは完成した服を衣料品店や古着屋に買いにいきます。フリマアプリで探すという人も多いでしょう。
しかし、ほんの50年ほど前は服は買うものではなく、自分で仕立てるものでもありました。一から作らないまでも、ほつれを直したり、サイズを変えて再利用したりといったことは普通に行われていました。
服の自給について、「ラララチャイナ」の岡本ららさん、「谷のシャツ」の谷みゆきさんへのインタビューを通じて改めて考えていく一冊。当たり前のように普段着ている服が違って見えてくるかもしれません!
A5/36ページ
(以下、公式インフォより)
『B面の歌を聞け』はライターで作家の太田明日香がワードで作る手作り雑誌です。
B面とは、グローバル化した社会で資本主義経済の中で消費して経済を回して、お金を使って人や物の移動をよしとする価値観のなかで、いかに消費社会から逃れるかや自分でなんでもやろうとするDIY精神のことです。取材やインタビューを通じ、そのとき気になるテーマについて考え、B面スピリットを忘れず生きるための知恵をシェアします。
1号目は「服の自給」がテーマです。B面的な生活を突き詰めると自給自足に行き着きます。しかし、衣食住のうちで最も自給しにくいのが服ではないでしょうか。そこで、この号では、服の自給は可能か、あるとしたらどんな方法かについて、インディペンデントな洋服作りをしている方へのインタビュー、自分なりの服の自給スタイルを実践している人たちへの取材、趣味とは違った手作りをしている人たちの寄稿から考えていきます。