谷脇栗太/クリタ「ペテロと犬たち」(犬と街灯)

5903

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書店「犬と街灯」の店主であり、個人サークル「未確認電波帯」を主宰する谷脇栗太(クリタ)さんが2018年からnoteで公開してきた短編小説を集めた一冊です。

少し幻想的な雰囲気の漂う、寓話のような童話のような、独特の読後感を残す作品たち。関西弁のアクセントが心地よく感じられます。

文庫版/180ページ

(以下、公式インフォより)
2018年から書き溜めた1000〜4000字程度の短いお話集。
夏至にタコをもてなす話(タコをもてなす)
映画館に棲んでいる唸り屋の話(唸り屋)
比喩の島で鹿に絵を見せる仕事の話(鹿の美術館)
河原に暮らす野犬のこどもの冒険譚(川の音)
木枯らし1号と呼び間違えられた小林一郎少年の話(木枯らし少年)
地元の海が偽物だった話(擬海)
「イヌ」という獣の形をした不在の話(虹のむこうに)
…など32編。

文庫判/180ページ
著者=谷脇栗太
発行=未確認電波帯

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