大石始「盆踊りの戦後史 ─「ふるさと」の喪失と創造」

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1,600円(税込1,760円)


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(公式から引用)

盆踊りは、戦後大きく形を変えてきた。敗戦、高度経済成長、ニュータウンの造成、バブル、東日本大震災、地域の高齢化・過疎化、そしてコロナ禍…。人が集まり、音頭にあわせて踊ることは、楽しいだけでなく、人や地域にとって大切な役割を持っている。そして、その役割も時とともに変化してきた。盆踊りを通して、日本の地域コミュニティの変遷を見つめ、その未来を考える。

この本の目次
第1章 日本の近代化と盆踊り―明治〜昭和初期
第2章 戦後復興と盆踊りの再生―昭和二〇〜三〇年代
第3章 高度経済成長期の新たな盆踊り空間―昭和三〇〜四〇年代
第4章 団塊ジュニア世代と盆踊り―昭和五〇年代
第5章 バブル最盛期の盆踊りと衰退―昭和六〇年代〜平成初期
第6章 東日本大震災以降の盆踊り文化―平成後期〜現在
終章 アフター・コロナ時代の盆踊り―二〇二〇年夏に考える

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