「デイリーポータルZ」等の様々な媒体で活躍するライターであり指圧師でもある斎藤充博さんによるBL本の第2弾です。
前作「BLって何だかわかんないから自分を素材に作ってみた」は、BLというものがそもそもなんなのか考えてみるような内容でしたが、今作は、BLのなんたるかをすっかり把握し、さらにその可能性を押し広げようかとするかのような挑戦的な内容となっています。
多彩な執筆陣がそれぞれの解釈によるBL世界へといざなってくれるような内容となっており、デイリーポータルZの人気ライター陣も作中に多数登場。前作同様、玉置標本さんと斎藤充博さんとの絡みもあります!
(以下、公式サイトより)
内容:
「TANDEMカラーグラビア」米田梅子
あの伝説の2人羽織バンド「TANDEM」のフルカラーグラビアと妄想全開のフェイクインタビュー。
「異世界に召喚されたらうっかり最弱ライターになってしまったけれど王様に気に入られちゃって満更でもありません。」村岸健太
この世界は……歪んでいる
異世界に迷い込んでしまった斎藤充博。しかしその世界の「大地の主」という王様に気に入られてしまって……?
カップリング相手は読んでのお楽しみのファンタジーBL小説。
「捕まえて、食べる」斎藤充博
しかし玉置が驚愕したのは『生きている人間が釣り針にかかった』という事実ではない。
「斎藤君だよね……?」
無人島でひとりぼっちになってしまった玉置さん。記憶が徐々に薄れてゆき、食料も底をついてしまった。諦めずに釣りをしていると、海から上がったのは、なんと斎藤充博?!(残虐描写ありますので注意)
「みつゆた」ウデ
斎藤が足湯に入っていると、玉置さんがやってきて……?ほのぼのBLまんが。
「BL七言絶句」イシカワ+米田梅子+斎藤充博
中国の漢詩の形式「七言絶句」で美しくBLを語ります。
「BL論〜受攻・BLとやおいについて〜」くみこ
でも受けは、攻めを自分の体で受け入れる。それをわたしは『愛が深い』と思ってしまう。
「斎藤は本当はBLを理解していないのでは?」古参BLファンくみこの切れ味鋭い評論。
「プリティサイトーくん」キタガワコハル
もしかして、斎藤ってかわいい奴ってことなのかな?いや、絶対かわいい!!と気付いた私は、ファンシーでメルヘンで曇りのない、かわいい斎藤を描くことを目指しました。そんなかわいい斎藤を知れば、きっと男性でも斎藤を愛おしく感じるはずです。
10年以上の友人が語る「本当にかわいい斎藤」を美麗イラストで表現。
「〜ぼくとつま〜」斎藤充博
前作のように妻にBLの解説を書いてもらおうと依頼した斎藤充博。しかし妻は平穏な生活を望んでおり……?!