若手飲酒シーンの旗手のひとりである酒場ライター・パリッコが、webや同人誌で長年書き続けている記事「大衆酒場ベスト1000」をベースに、大幅な加筆修正を加えた自身初&待望の酒場エッセイ集!!
全320ページという満足のボリュームで、掲載されている店舗も多数。だけど「名店ガイド」といった風情は一切なく、パリッコさんがお店を訪ね、食べ、飲み、人と話したり話さなかったり、そうして更けていったたくさんの夜のことを綴った、あくまで「エッセイ集」。そのため既に閉店してしまったお店も多数紹介されています。
全ての文章にパリッコさんのふかーい酒場愛が言葉の端々から滲み出てきており、もう、酒ではなくその愛に溺れてしまいそうなほど。またたくさんの酒場に通い詰めたからこそできる、それぞれの酒場の素晴らしさを的確に伝えてくれ、酒飲み心を絶妙にキャッチする名文の数々。酒場の喧騒の中、グラスを片手に酩酊しているパリッコさんの姿が目の前に浮かんでくるような……いやむしろ自分も隣に座って一緒に酩酊しているような……
我がシカク出版から発売した、スズキナオとの共著「酒の穴」の帯には『これはお酒です』という思い切ったキャッチコピーをつけましたが、この「酒場っ子」も間違いなく「酒本」のひとつです。酒についての本ではなく、本そのものが、酒。下戸でも、休肝日でも、不健康な人でも飲める素晴らしいお酒です。パリッコさんと一緒に、今夜も酒場でかけがえのないひとときを過ごしましょう!!
メテオ(ラッパー)、スズキナオ(酒場ライター)との鼎談を収録した、一部店舗限定ペーパーつき!
302P
【出版社 スタンドブックスホームページより】
安い! 嬉しい! 楽しい! 大好き!
雑誌、WEBのお酒、酒場についての文章ではもはや欠かすことのできない、今、最も信頼のおける書き手である酒場ライター・パリッコが、これまでの酒場歩きの総決算となるエッセイ集をついに刊行!
右肩下がり時代のまったく新しいリアルな飲み歩き。
どこでも楽しく飲むには。
「酒場」という奥深い世界に癒しとエンターテイメントの両方を求めて通う同志の方々へ。
「興味はあるけど、まだ渋い酒場に入っていく勇気がない」という方々へ。
すべての?兵衛たちへ。
今夜のお酒のおともに、あるいは休肝日のおともに。