酒場ライター・スズキナオとパリッコによる、この世の中でまだ知られていない酒スポットや酒の楽しみ方を探求するユニット「酒の穴」の酩酊対話集、待望の書籍化! 読んでもまったく身にならない、だけどひとり酒の時間が少しだけ豊かになる。ぱらぱらめくるといつでも呑気に酒を飲むふたりと乾杯できるような、そんな一冊です。
【酒の穴とは?】
日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場のことで、それは必ずしも居酒屋やレストランでなくてもいい。むしろなんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと思う。そしてそれを探求するユニットが「酒の穴」なのである。
【推薦コメント】
おふたりが呑み屋で滔々と喋っているのを隣のテーブルで盗み聞きしているような感覚を覚えました。 もしかしたらこのふたりは山から降りてきた狸かなんかで、しばらく人間社会で人に化けてなんとかやってるけど、呑み屋に行っては人間観察や人への愚痴を言ったり、酒文化の面白さなどの報告なんかを呑気にやっているのでは、と想像してしまうような読後感がありました。人の目線で感想など語ってお恥ずかしい次第です。
??後藤徹也(イラストレーター)
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2018年2月11日発売
144ページ /文庫サイズ / 1200円+税
ISBN 978-4-909004-74-1 C0095
イラスト:後藤徹也
シカク出版
[収録内容]
波紋の発見 /「生霊」はワークキャップをかぶっている / どうでもいいラブ / 梶井 / 行き着く先は「木」/ コンビニ店員「三宅」/ 添える美学 / ストロングゼロ / 酒場のキャプテン翼 / 死後横丁
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