生活の批評誌編集部「生活の批評誌 no.5」

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”軽く前向きに流される日常に抵抗するライフスタイルマガジン”『生活の批評誌』の第5号です。

特集は”「そのまま書く」のよりよいこじらせ方”。SNS上の表現や個人ブログの言葉が当たり前に拡散される時代にあって、「自分の身に起きたことをそのまま書く」ということは多くの人にとって普通のことになりつつあると思います。

しかし「そのまま書く」とは、その言葉以上に実は難しいことなのではないか。リスクが伴ったり、自分で自分を傷つけるようなことにもなりかねない。そんな危うさも踏まえた上で、それでも「そのまま書く」ことの意味に向き合うのが本書です。

寄稿者が様々な角度から「そのまま書く」ことを考察しています。自分のことを文章で表現したいと考えている方のヒントになるであろう一冊です!

B5/92ページ

(以下、公式インフォより)
「そのまま書く」から離れたくて、離れられなくて、あいまいなままここまできた。

個人的な体験や感情を直接的な言葉で記述すること、自分について「そのまま書く」ことは、文学において、あるいはこの社会において、どこかうっすらと軽んじられてきたように思う。それでも今、ほんの一部かもしれないけど、小さな個人の小さな声を聞き合おうとする方向へと、この社会は進みつつある。

だが、その流れに勇気づけられながらも私は、「どんどん自分のことを書こう」と手放しに言うことができない。ひたすら何かにためらい、何かを危惧しているのだった。
その警戒心を決して的外れとは思わない。しかしそのありふれた危惧は、少しでも油断すれば根深く私たちの中に巣食う「そのまま書く」ことに対する蔑みへと——それは強い何者かにとって都合がいい——簡単に回帰してしまうだろう。

「そのまま書く」ことをなんのためらいもなく称揚するのでもなく、蔑みとも絶対的に距離を取った、「そのまま書く」に対する別の態度はないだろうか。それはきっと傍目から見ればこじらせた態度であるだろう。ならば追求すべきは、”よりよいこじらせ方”だ。

そう呼びかけて、この号を作った。9作品と1インタビュー、1座談会を収録。

(編集長 依田那美紀)

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■目次(掲載順)

・皮のにおい |Ingvill Kjærstein (イングヴィル・シャースタイン) 

・「そのまま書く」をそのまま書く |niina 

・政治的な物語から個人的な物語を守り、分有するために |佐々木ののか

・インタビュー:自分語りをさまよって |滝薫

・当世書生気質令和編 |呉樹直己 

・返信 ——わたしの爐海犬蕕鮫瓩砲弔い董 胆邯好美  

・座談会:フィクションと「そのまま書く」がともにあるために   
 井上彼方×オーガニックゆうき×依田那美紀

・教室のうしろの席から |原告A    

・幸福の表明を破る |依田那美紀   

・#147⏺ ⏸ ⏹ |黒嵜想

・十年後の返信 |遠藤のぞみ

・広告:非実用品店めだか



■概要
B5判|縦書き|92頁
企画・編集・DTP:依田那美紀
発行:2022年5月25日
手売り販売価格:1,400円(悪税抜き)
装画:平田基
中面挿絵:ぶんちん

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